硫 酸
CASNo7664－93－9
該当法規：特化則(第３類物質)
| おもな用途 | ||
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| 肥料、爆薬、染料、無機・有機薬品、有機化合物の合成、石油の精製、鉄鋼工業、紙・パルプ工業 | ||
| 性質 | ||
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融点10.49℃、比重1.834の無色粘ちょうな油状の液体 加熱すると290℃で三酸化硫黄を発生して分解しはじめる。 100％硫酸に三酸化いおうを溶かしてつくったいわゆる発煙硫酸を冷却するとピロ硫酸の結晶が得られる。 水に溶けて多量の熱を発生し、硫酸水溶液、いわゆる硫酸となるが、これは強い二塩基酸である。 濃硫酸は、脱水作用があるので、種々の化合物から酸素と水素とを水の割合で奪取するため、多くの有機物から炭素を遊離させる。 |
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| 危険・有害性 | ||
| 人体への影響 | ・皮膚等につくと、強い脱水作用および腐食作用があり火傷する。 ・目に入ると、失明することがある。 ・蒸気を長時間吸入すると、歯牙酸食を起こし、呼吸器を侵し、ときに肺炎、肺水腫を起こす。 |
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| 必要保護具と管理濃度 | ||
| ゴーグル | 要 | |
| マスク | 酸性ガス用防毒マスクまたは送気マスク | |
| 防護服 | 要 タイケムＣ タイケムF タイケムTK |
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| 化学手袋 | 要 硫酸酸（３モル） シルバーシールド 破過時間 ＞６時間 パミエーションガイド |
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| 曝露限界 | 1mg/m3 北川式ガス検知管 ガステック検知管 | |
| 緊急時の措置 | ||
| 消火方法 | ・注水厳禁 ・砂、灰で被覆する。 ・火災時には、有害なガスＳＯ2、ＳＯ3が発生するので注意する。 |
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| 目に入った場合 | 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
| 皮膚に付いた場合 | 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
| 吸入した場合 | ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。 ・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 |
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| 飲み込んだ場合 | 速やかに医師の診察を受ける。 | |
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