塩化ビニル
CASNo75-01-4
該当法規:安衛法(表示物質)(危険物:可燃性ガス)(通知対象物)、特化則(特定第2類物質、特別管理物質)
| 別名 | ||
|---|---|---|
| 塩化ビニル単量体 、クロロエチレン、 クロロエテン、 塩ビモノマー、 VC | ||
| おもな用途 | ||
| 塩化ビニル系重合物または共重合物の原料、塩化ビニリデンの原料 | ||
| 性質 | ||
| ・無色気体(液化ガス)、クロロホルムに似た特異臭 ・分子量 : 62.5 ・気体比重 : 2.2 ・比重 : 1.0 ・融点 : -159.7℃ ・沸点 : 13.9℃ ・引火点 : -78℃ ・発火点 : 472.2℃ |
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| 危険・有害性 | ||
| 人体への影響 | ・高濃度ばく露では麻酔作用がある。 ・その他比較的低濃度(200~300ppm)で肝機能の変化、皮膚障害、レイノー様症状および骨端溶解などが起こる。 |
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| 必要保護具と管理濃度 | ||
| ゴーグル | 要 | |
| マスク | 有機ガス用防毒マスクまたは送気マスク | |
| 防護服 | 要 タイケムF タイケムTK |
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| 化学手袋 | 要 シルバーシールド 破過時間 >8時間 パーミエーションガイド |
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| 管理濃度 | 2ppm 北川式ガス検知管 ガステック検知管 | |
| 緊急時の措置 | ||
| 消火方法 | ・漏えいした場合:ボンベの元栓を締め、通風をよくする。 ・炭酸ガス・粉末消火器。ボンベなどから漏れて着火したときは、炎の根もとに、粉末消火剤を噴射させる。 |
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| 目に入った場合 | 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
| 皮膚に付いた場合 | 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。 | |
| 吸入した場合 | ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。 ・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。 |
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| 飲み込んだ場合 | 速やかに医師の診察を受ける。 | |




