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ヨウ素

CASNo7553-56-2

別名
ヨード
おもな用途
有機合成中間体および触媒、医薬品、保健薬、家畜飼料添加剤、有機化合物安定剤、染料、写真製版、農薬、希有金属の製錬、人工の放射性ヨウ素131Iは診断治療、放射治療、薄膜厚測定、送水管欠陥検査、分析化学のトレ-サ-
性質
・黒紫の金属光沢固体(リン片状結晶)、蒸気は特異な刺激臭
・水に難溶 (0.02g/100g 20℃)、各種の有機溶剤に可溶
・分子量 : 253.8
・比重 : 4.9
・蒸気圧 : 41Pa(0.31mmHg) (25℃)
・融点 : 114℃
・沸点 : 184℃
危険・有害性
人体への影響 ・ヨウ素の経口摂取量が多いと、消化器粘膜が侵され、嘔吐、下痢、腹痛を起こす。
・ヨウ素蒸気は、目、鼻、のどを強く刺激し、炎症を起こす。
・吸入すると、せき、胸部痛、腹痛を起こす。
・ひどい場合には、肺水腫を招く。
・濃度と作用の例示
ヨウ素ppm 作用
0.1
0.15~0.2
0.3
0.57
臭気を感じる。
作業が困難になる。
作業ができなくなる。
2分間で目の刺激が起こる。
必要保護具と管理濃度
ゴーグル
マスク ハロゲンガス用防毒マスクまたは送気マスク
防護服
タイケムC
 
化学手袋
緊急時の措置
消火方法 ヨウ素の蒸気が発生するので、消火作業を応するときは必ず空気呼吸器など有効な保護具を使用する。
目に入った場合 直ちに多量の流水で15分間以上洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。
皮膚に付いた場合 直ちに汚染された衣服や靴を脱がせ、付着または接触部を石けん水で洗浄し、多量の水を用いて洗い流し、速やかに医師の診察を受ける。
吸入した場合 ・直ちに被災者を毛布等にくるんで安静にさせ、新鮮な空気の場所に移し、速やかに医師の診察を受ける。
・呼吸困難または呼吸が停止しているときは直ちに人工呼吸を行う。
・肺水腫のおそれのあるときは、経過観察が必要である。
飲み込んだ場合 速やかに医師の診察を受ける。

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