気流検査器
室内の気流検査や局所排気装置の機能検査には発煙による目視が一般的ですが、熱源などを使用するのは好ましくありません。
AS-1は、空気中の水分と反応して白煙を生ずる発煙管を用い、気流の方向や速さを検査します。
AS-2は、ゴム球を握って空気だめを膨らまし、コックを開いて連続的に白煙を発生させます。
ご使用上の注意
301発煙管について
301発煙管はガラス管内に塩化第二すずを吸着させた発煙剤を充填し、両端を溶封したもので、塩化第二すずが空気中に放出されると空気中の水分と反応を起こし、白煙が発生します。発生した白煙には有害な塩化水素が含まれるので、以下の点に注意して使用してください。
1)煙を吸い込むと、目、鼻、喉などを刺激するので、煙を吸引したり、接触しない。吸引した場合はよくうがいをし、接触した場合は水で洗い流す。
2)煙には腐食性ガスが含まれているため、精密機械等のそばでは使用しない。煙中に含まれる塩化水素により、精密機械等の金属部分が腐食するおそれがあります。
3)室内など、密閉された場所では使用しない。もし使用した場合は後で十分換気をする。
4)病院やクリーンルーム内では使用しない。
305発煙管について
305発煙管は、従来の300発煙管と同じで品番が変更になりました。
発煙剤に四塩化チタンを用いている本製品は航空法で空輸が禁止されています。空輸する場合は、発煙剤に塩化第二すずを用いている301発煙管をご使用ください。
305発煙管はガラス管内に四塩化チタンを吸着させた発煙剤を充填し、両端を溶封したもので、四塩化チタンが空気中に放出されると空気中の水分と反応を起こし、白煙が発生します。
発生した白煙には有害な塩化水素が含まれるので、以下の点に注意して使用してください。
1)煙を吸い込むと、目、鼻、喉などを刺激するので、煙を吸引したり、接触しない。吸引した場合はよくうがいをし、接触した場合は水で洗い流す。
2)煙には腐食性ガスが含まれているため、精密機械等のそばでは使用しない。煙中に含まれる塩化水素により、精密機械等の金属部分が腐食するおそれがあります。
3)室内など、密閉された場所では使用しない。もし使用した場合は後で十分換気をする。
4)病院やクリーンルーム内では使用しない。